サノレックスがあれば食欲を抑えることが出来る

サノレックスは、間脳で自律神経やホルモン分泌などをコントロールしている視床下部に存在する満腹中枢及び摂食調整中枢の神経終末に取り込まれません。
モノアミントランスポーターに回収されてしまうセロトニンやノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミンなどのモノアミンをモノアミントランスポーターの働きを阻害します。
セロトニンなどのモノアミンの取り込み量を増大させて食欲を抑えると共に、摂取カロリーを減少させる効果で減量を補助します。

サノレックスは、摂食調整中枢及び視床下部外側野に直接作用するので食欲を抑える効果が高く、一般的に主成分のマジンドール力量500mgを1日1回昼食前に服用する事で75%の服用者がダイエットの成功したとされています。
食欲を抑える効果を発揮するまでに15分~30分程度かかるので極力昼食の30分以上前に服用します。
服用から2時間前後が血漿中濃度が最も高く最も食欲を抑える効果が強く、血漿中濃度が半減する10時間~13時間前後から食欲を抑える効果が薄れて来ます。

サノレックスは厚生労働省から認可されているので保険の医療対象となっています。
BMI35以下の患者は保険の医療対象外となっているので100%自己負担の自由診療となります。
また、覚醒剤のアンフェタミンと類似した効果を有するマジンドールを主成分としているので短期間の継続服用でもサノレックスに対する耐性が発生し易いと言われています。
サノレックスに対する依存性を発症するリスクを否定出来無いので個人輸入も禁止され、一般的な服用に対しても最長服用期間3カ月、1日の最大服用量マジンドール力量で1,500mgと厳しく制限されています。

サノレックス服用時に注意しなければいけないこと

サノレックスは、服用するだけで食欲を抑える効果が得られます。
原則として専門医の指導の下で食事療法及び運動療法を行った上で減量効果が不十分と診断された患者に対して行われる補助的な治療法です。
ダイエットの為の安易な服用は危険なので注意する必要があります。

サノレックスは、覚醒剤アンフェタミン似た作用を有するマジンドールを主成分としているのでサノレックスに対する依存性や耐性には注意する必要があります。
食欲を抑える効果を高める為に服用量を増量したり、食欲を抑える効果を継続する為に最長服用期間3カ月を超えて服用を継続するなど専門医の指示無く用法用量を自己判断で勝手に変えない様に注意する必要があります。

サノレックスは専門医の指導による用法用量でも口腔内に渇きや吐き気を伴う胃部の不快感、睡眠障害などの軽症の副作用を発症する事もあります。
1日の服用量が1,500mgを超える過剰摂取には注意しなければなりません。
頭痛や不整脈、精神の昂りなどの副作用に留まらず、呼吸困難や意識喪失からの昏睡状態、ケイレン発作、排尿障害などの重篤な副作用症状を引き起こすリスクがあるので用法用量は守りましょう。

サノレックスは、原則として肝臓で代謝され、非代謝の有効成分4.5%が72時間以内に腎臓から尿として排泄されます。
腎臓や肝臓に重度の機能障害がある場合には投与は禁忌とされ、肥満患者に多い糖尿病患者に対しての投与はインスリンの必要量を大きく変化させるリスクがあるので注意する必要があります。
モノアミントランスポーターの働きを阻害する効果で食欲を抑えているので、モノアミンを分解するモノアミン酸化酵素の働きを抑える治療を行っている患者への投与は注意が必要です。
必要以上にモノアミンを神経終末などに取り込ませる事になり、過剰な食欲抑制効果に加えて高血圧緊急症を引き起こすリスクがあります。